【話題株】トヨタが254円安の大きいマド開け急落、社長の「潮目が変わった」発言に反応、3日内にマド埋めなければ株価の潮目も変化

トヨタ

 トヨタ自動車<7203>(東1・100株)は今3月期40%の営業減益で9時06分に254円安の5380円と大きなマドを開けて寄り付いた。「減益は予想していたが40%減益は大きい。それに、豊田社長の円相場の潮目が変わったという発言はこの先、また円高に向かう可能性を含んでいると受け取るべきだろう」(市場関係者)という。

 チャートでは今朝の動きを、「夜放れ相場」として基調転換を意味するものとして受け取られている。寄りあとは5487円まで戻しているが、マド埋めには至っていない。大きい、マドを開けた場合は3日以内に埋めることができるどうかがポイントとされている。この先、潮目が変わった流れで円高へ再び進むようなら年初来安値5256円(4月11日)維持は難しくなる可能性がありそうだ。

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