HEROZは年末の株式分割が注目し直され大きく反発

株式市場 銘柄

■個人投好みの銘柄だけに新たな投資家層の参入が期待される

 HEROZ<4382>(東マ)は12月25日、大きく反発し、10時30分を過ぎて7%高の1万3760円(910円高)まで上昇している。12月末現在の株主を対象に株式2分割を行うことを発表済み。全体相場が急落(日経平均は10時30分にかけて930円安)する中で「買う理由のある銘柄」(市場関係者)と注目し直す動きが出ている。

 1単元(100株)に必要な資金が現在は100万円を超えるが、分割後は2分の1になる。将棋のAI(人工知能)プログラムなどで知られ、個人投資家好みの銘柄だけに新たな投資家層の参入が期待されている。

 2018年12月31日(ただし、当日は株主名簿管理人の休業日につき、実質的には同年12月28日)を基準日として、同日最終の株主名簿に記録された株主の所有普通株式1株につき、2株の割合をもって分割すると12月7日に発表した。(HC)

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