鳥羽洋行は増配が注目されて戻り高値に進む

株式市場 銘柄

■今期末、業績見通しなど総合的に勘案し10円増の120円の見込みに

鳥羽洋行<7472>(JQS)は3月12日、2894円(74円高)で売買されたあとも堅調で、戻り高値に進んでいる。7日、2019年3月期の配当予想を従来比10円増額して1株につき120円の見込みと発表。翌8日から動意を強めている。

 空圧機器や制御機器、産業用ロボットなどの技術商社で、発表によると、「株主還元に関する基本方針」にて1株当たりの配当金40円を下限とし連結配当性向を35%以上とすることを公約しており、この方針ならびに当期の連結業績見通しなどを総合的に勘案した結果、増配を決定した。このため、業績動向について、想定を上回って推移しているのではないか、と再び注目し直す様子もある。(HC)

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