【どう見るこの株】Photosynth、3Q好決算で上振れ期待再燃
- 2026/2/4 08:29
- どう見るこの株

■3Q高利益進捗率業績を手掛かりに上ぶれ着地期待を高める
Photosynth<4379>(東証グロース)は、前日3日に7円高の408円と3営業日ぶりに反発して引け、昨年12月25日につけた昨年来高値467円を意識する動きを強めた。同社は、今年2月13日に目下最終集計中の前2025年12月期決算の発表を予定しており、昨年11月12日に発表した前期第3四半期(2025年1月~9月期、3Q)業績が、大幅増収増益で着地し通期予想業績に対して高利益進捗率を示したことを見直して上ぶれ着地期待を高めて低位値ごろ株買いが再燃した。株式需給的にも大株主の光通信<9435>(東証プライム)の大量保有が続いており、好需給要因として意識されている。
■入退室管理システム「Akerun」の導入台数が増加し3Q営業利益は通期予想をオーバー
同社の2025年12月期3Q業績は、売り上げ24億4500万円(前年同期比11.7%増)、営業利益2億1500万円(同97.54%増)、経常利益2億1500万円(同90.2%増)、純利益2億5200万円(同52.1%増)と大幅続伸した。スマートロックとスマートキー、管理・認証技術を組み合させた入退室管理システム「Akerun」の導入台数が増加するとともに、施設運営BPaas事業「Migakun」も順調に拡大し、経営効率化を進めたことなどが寄与した。この3Q業績は、期初予想の2025年12月期業績に対して高進捗率を示し、営業利益、経常利益は通期予想をすでに5500万円~5700万円上回り、純利益は90%の高進捗率と目安の75%を大きく上回った。ただ同社は、第4四半期に昨年9月に子会社化した無人店舗運営システムを展開するfixU(神戸市中央区)の買収費用や人材採用経費を計上するとして通期業績は、期初予想を据え置いた。
このため12月期業績は、売り上げ33億4000万円(前の期比12.8%増)、営業利益1億6000万円(同2.09倍)、経常利益1億6000万円(同75.8%増)、純利益2億8000万円(同80.4%増)と見込んでいる。それでも純利益は、前の期に続き過去最高更新となり、3Qの高利益進捗率業績から上ぶれ着地期待も高めている。
■値ごろ妙味に好需給要因も加わり昨年来高値へキャッチアップ
株価は、四半期業績の順調推移から第1四半期決算発表時、第2四半期決算発表時に高値反応したが、第3四半期決算発表時には高利益進捗率を示したにもかかわらず通期予想業績を据え置いたことが響いて325円安値に下ぶれた。同安値からは光通信の大量保有報告書提出で昨年来482円まで大きくリバウンドし足元では400円台固めを続けている。業績上ぶれ着地期待や好需給要因をテコに低位値ごろ妙味も加わって一段高し昨年来高値482円へキャッチアップしよう。(情報提供:日本インタビュ新聞・インベストメントナビゲーター:株式投資情報編集長=浅妻昭治)






















