トヨタ、ホンダが中国専用EVを世界初公開、ホンダは後場再び堅調に転換

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■2019年上海モーターショー(一般公開4月18日から25日)で発表

ホンダ<7267>(東1)は4月16日の後場、再び堅調相場に転換し、13時過ぎに前場の高値を抜いて3135.0円(16.0円高)まで上げている。同日付で、中国専用のEV(電気自動車)のコンセプトカーを2019年上海モーターショーで世界初公開と発表し、注目されている。

トヨタ自動車<7203>(東1)は6815円(16円安)前後で推移しているが、前場の下値を割らずに底堅い。やはり16日付で、トヨタブランドとして中国初投入となるEV(電気自動車)として、4月16日に開幕した上海国際モーターショーにおいて「C-HR」/「IZOA」の電気自動車(EV)を世界初披露と発表した。

 2019年上海モーターショー(第18回上海国際自動車工業展覧会)は、プレスデーが4月16日から17日の日程で、一般公開は4月18日から25日と伝えられている。

 トヨタ自動車の発表によると、同社は、中国で初披露した「C-HR」/「IZOA」のEV2車種を皮切りに、2020年代前半には、グローバルで10車種以上のEVの展開を予定しており、2030年「グローバル電動車販売550万台以上」の目標に向け、着実に電動車普及を進めているとした。

 またホンダのコンセプトカー「X-NV CONCEPT(エックスエヌブイ コンセプト)」は、本田技研科技(中国)有限公司(総経理:水野泰秀)と東風本田汽車有限公司(総経理:夏目達也 以下、東風ホンダ)との共同開発により、東風ホンダとして中国市場に投入する初の量産EVのコンセプトモデルで、2019年後半の発売を予定しているという。(HC)

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