【株式市場】日経平均は8日ぶりに反発し令和元年になって初めて上げる

株式

◆日経平均は2万1188円56銭(121円33銭高)、TOPIXは1544.15ポイント(9.17ポイント高)、出来高概算(東証1部)は15億2404万株

チャート13 5月15日(水)後場の東京株式市場は、上海株式が堅調で、中国政府が景気対策を行うとの観測が言われ、日経平均は前引けの15円安に対し19円高で始まった。株価指数連動型の買いが強まったようで、トヨタ自動車<7203>(東1)アドバンテスト<6857>(東1)などが一段と強張った。日経平均は大引けにかけて124円30銭高(2万1191円53銭)まで上げた。大引けも121円高となり8日ぶりに反発し、令和元年になって初めて高い日になった。東証2部指数、マザーズ指数、日経JASDAQ平均も高い。

 三菱地所<8802>(東1)が活況高となり、14日発表の3月決算や自社株買いなどを好感する相場になり、13日に決算と今期見通しを発表した図書印刷<7913>(東1)は2日連続ストップ高。明星電気<6709>(東2)は好業績とチャート妙味で再び戻り高値。ファイバーゲート<9450>(東マ)は14日発表の業績見通し増額修正などが注目されてストップ高。テックファームHD<3625>(JQS)は四半期決算などが注目されて急伸。

 東証1部の出来高概算は15億2404万株、売買代金は2兆5724億円。1部上場2140銘柄のうち、値上がり銘柄数は1359銘柄、値下がり銘柄数は716銘柄。

 また、東証33業種別指数で値上がりした業種は26業種となり、値上がり率上位の業種は、繊維製品、不動産、電気機器、精密機器、石油・石炭、食料品、陸運、機械、などとなった。(HC)

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