【銘柄フラッシュ】三桜工業、クボテック、アイ・ピー・エスはストップ高、クオールホールディングス、ジャパンディスプレイが高い

株式市場 銘柄

 東証1部値上がり率ランキング第1位は、グローバル自動車部品メーカーの三桜工業<6584>(東1)で、80円高(19.9%高)の482円と3日ぶりに急反発しストップ高した。米スタートアップと次世代電池「全固体電池」を共同開発し、年内にも試作品の検証に入ると日本経済新聞で紹介されたことを材料視した。

 東証1部値上がり率ランキング第2位は、画像検査装置のクボテック<7709>(東1)で、80円高(18.35%高)の516円と続急伸し、ストップ高となった。次世代フライヤー蓄電システムへの期待が再燃したとみられる。

 東証1部値上がり率ランキング第3位は、調剤薬局を手がけるクオールホールディングス<3034>(東1)で、191円(12.99%)高の1661円と5営業日ぶりに急反発した。18日大引け後に発表の自社株買い発表を好感した。

 東証1部値上がり率ランキング第5位は、液晶パネル大手のジャパンディスプレイ<6740>(東1)で、6円(10.91%)高の61円と続伸している。ウォール・ストリート・ジャーナル電子版で米アップル社が債権の一部放棄や最大200億円の資金支援を検討しているとの報道を材料視した。

 東証1部値上がり率ランキング第6位は、証券で国内最大手の野村ホールディングス<8604>(東1)で、36円高(10.54%高)の377.5円と急反発した。18日大引け後に発表の自社株買い発表を好感した。

 東証マザーズ値上がり率ランキング第1位は、英語関連事業を運営するレアジョブ<6096>(東マ)で、302円高(18.88%高)の1902円と急続伸した。本日午後発表の子会社がNTT西日本と協業したことを材料視した。

 東証マザーズ値上がり率ランキング第3位は、国内外通信事業者への国際通信ネットワークを提供するアイ・ピー・エス<4390>(東マ)で、150円高(15.65%高)の1108円とストップ高し急反発した。本日(19日)12時20分に発表した「マニラ高架鉄道MRT3号線に5G基地局設置」を好感して後場急伸した。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る