【業績でみる株価】トレジャー・ファクトリーも年初来の高値を更新、第2四半期の連結業績予想を増額

■単体既存店の単価向上、新店効果、売上総利益率の改善など進む

トレジャー・ファクトリー<3093>(東1)は7月11日、飛び出すように急伸して始まり、取引開始後に13%高の1016円(118円高)まで上げて年初来の高値を更新した。10日の取引終了後に第1四半期決算(2019年3~5月)を発表し、第2四半期の連結業績予想(19年3月~8月、累計)の各利益を大幅に増額修正し、注目集中となった。

 単体既存店の単価向上、新店効果、売上総利益率の改善、販管費率の低減、などにより、第1四半期は営業、経常利益が各々前年同期比26%増加した。この結果、第2四半期累計期間の連結業績見通しについては、営業利益を従来予想より51%増額して2.98億円の見込みとし、親会社株主に帰属する四半期純利益も同48.6%増額して2.05億円の見込みとした。(HC)

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