【株式市場】日経平均は後場伸び悩むが2日続伸し東証2部指数は4日続伸

株式

◆日経平均は2万1709円57銭(88円69銭高)、TOPIXは1575.09ポイント(6.27ポイント高)、出来高概算(東証1部)は9億9505万株

チャート13

 7月24日(水)後場の東京株式市場は、日本航空<9201>(東1)キヤノン<7751>(東1)がストンと値を消して始まるなど、一部の銘柄が上げ幅を縮めたが、日経平均はほぼ前引けと同水準の102円高で始まった。円相場が米国債利回りの低下を受けてドル安・円高気味になり、日経平均は横ばい小動きを続け、動意に乏しかったが2日続伸となった。東証2部指数は4日続伸。マザーズ指数、日経JASDAQ平均は2日続伸。

 後場は、村田製作所<6981>(東1)がジリ高傾向を続けて出直りを強め、米アップル社の「iPhone」の次期新商品に期待の見方。大黒屋HD<6993>(東2)は英国で中古宝飾品の買取り販売、質屋業を行っており、首相交代とEU離脱に関連する混迷感は商売に追い風との見方があり一段高。ベガコーポレーション<3542>(東マ)は働き方改革でパソコン机などのネット販売に期待とされて急伸。アビックス<7836>(JQS)は一段の業績拡大期待があるようで急伸。

 24日新規上場のビーアンドピー(B&P)<7804>(東マ)は9時36分に公開価格2000円を20%上回る2400円で初値をつけ、10時36分には2600円まで上げて売買をこなし、前引けは2526円。終値は2313円となった。

 東証1部の出来高概算は9億9505万株(前引けは4億8400万株)、売買代金は1兆8437億円(同8770億円)。1部上場2150銘柄のうち、値上がり銘柄数は1199(同1158)銘柄、値下がり銘柄数は837(同861)銘柄。

 また、東証33業種別指数は23業種(前引けも23業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、電気機器、石油・石炭、精密機器、輸送用機器、海運、金属製品、機械、化学、倉庫・運輸、などとなった。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る