【話題株】京大とiPS提携の武田薬195円高、PERもバイオベンチャー並み

武田薬品工業 4502

チャート11 京大と提携の武田薬品工業<4502>(東1・売買単位100株)は、後場も買われ195円高の6290円まであり終値は128円高の6223円だった。3月25日以来、ほぼ1カ月ぶりに25日線を上抜いた。

 前週末、京都大学iPS細胞研究所と提携、同社が10年間で200億円の資金を提供、iPSを使った新薬開発を共同で進める。

 いつ、何が開発されるかは不明だが、成長分野に乗り出すことを好感した。

 ただ、前3月期推定1株利益82.6円でPERは76.1倍と新興市場のバイオベンチャー並の高い水準だ。2016年3月期は1株利益上向きが予想されているが、まもなく発表の3月期決算でどのていどになるかが注目点だろう。

 年初来高値は3月6日の6657円となっている。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る