【株式市場】好業績株など強く日経平均は一時強含み新規上場株は好発進

株式市場 銘柄

◆日経平均の終値は1万9634円49銭(18円39銭安)、TOPIXは1582.68ポイント(6.01ポイント安)、出来高概算(東証1部)は20億8443万株

チャート5 20日後場の東京株式市場は、日産自動車<7201>(東1)が上海モーターショーに期待などとされて堅調相場に転じ、武田薬品工業<4502>(東1)はiPS細胞での新展開などが言われて13時にかけて一段強含み、日経平均は一時72円98銭高(1万9725円86銭)まで上げる場面があった。ただ、大引けにかけてはフランス中央銀行総裁の発言によってユーロが下げる形で円高になり、全般に軟化した。東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均とも軟調だった。

 中で、パナソニック<6752>(東1)は週末に業績好調の観測報道があり堅調相場を持続し、クボテック<7709>(東1)は古河電気工業(5801)と開発した超電導蓄電システムなどを材料に3日連日ストップ高。クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>(東1)は引き続き好決算などが好感されて6日続伸となり、ディジタルメディアプロ<3652>(東マ)は台湾企業に製品採用とされてストップ高。日本マニュファクチャリングサービス<2162>(JQS)は昼12時の業績予想の増額発表が好感されてストップ高。

 本日新規上場となったモバイルアクセサリー販売やシステム開発などなどのHamee(ハミー)<3134>(東マ、売買単位100株)は買い気配で始まり、11時2分に公開価格2530円に対し67%高の4230円で初値をつけ、高値は4345円、終値は3690円となった。

 東証1部の出来高概算は20億8443万株(前引けは10億760万株)、売買代金は2兆3350億円(同1兆1566億円)。1部上場1881銘柄のうち、値上がり銘柄数は398(同507)銘柄、値下がり銘柄数は1374(同1232)銘柄。

 また、東証33業種別指数のうち値上がりした業種は5業種(前引けは7業種)となり、値上がりした業種は、空運、医薬品、海運、食料品、電気機器となった。

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る