日本航空が高い、この年末年始の旅客は国内線がとりわけ好調

■国内線の搭乗率は83.2%(前年比1.5ポイント増加)

日本航空<9201>(東1)は1月7日の後場寄り後、3370円(67円高)をつけ、日経平均などとともに大きく下げた6日の94円安の3分の2強の値戻しとなっている。6日、この年末年始期間(2019年12月27日~2020年1月5日)のJALグループの利用実績を発表。国内線は、提供座席数が前年比3.4%の増加だったのに対し、総旅客数は同5.3%増加したことなどが注目されている。

 この結果、この期間の国内線の搭乗率は83.2%(前年比1.5ポイント増加)となった。9連休となったことで、総旅客数は全方面で前年を上回り好調だった。方面別では、北海道、東北・北陸、関西、中国・四国方面で前年を大きく上回った。

 また、国際線(JAL本体分のみ)は、提供座席数が前年比2.4%増加し、総旅客数は同0.7%増加した。搭乗率は89.0%(同1.5ポイント減)。米大陸線・欧州線などの長距離路線が好調で、その他の方面では、オセアニア線・韓国線は昨年を上回る搭乗率となった。(HC)

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