【株式市場】NY株安や北朝鮮・金正恩委員長の消息を巡る不透明感などで日経平均は一時422円安

株式

◆日経平均は1万9050円33銭(230円45銭安)、TOPIXは1406.42ポイント(9.47ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億6173万株

 4月22日(水)前場の東京株式市場は、NYダウの2日連続大幅安や北朝鮮・金正恩委員長の消息を巡る不透明感などを受け、日経平均は取引開始後に1万9000円を割り、一時422円53銭安(1万8858円25銭)まで下押した。中で、王子HD<3861>(東1)は取引開始後を除いて高いなど、一部の銘柄はしっかり。日経平均の前引けは230円45銭安(1万9050円33銭)となった。

 原油安・燃油安期待などを受け共栄タンカー<9130>(東1)などの中堅海運株が連日急伸。新日本科学<2395>(東1)は阪大とアンジェスなどが進める開発プロジェクト参画が注目されてストップ高。アイスタディ<2345>(東2)は東南アジアやインドでのオンライン教育事業が注目されて急反発。ライトアップ<6580>(東マ)は国や自治体から出る支援金や助成・補助金が一発でわかるシステムに注目とされて連日急伸。愛光電気<9909>(JQS)は業績予想の増額が好感されてストップ高。

 東証1部の出来高概算は5億6173万株、売買代金は9188億円。1部上場2168銘柄のうち、値上がり銘柄数は563銘柄、値下がり銘柄数は1539銘柄。

 また、東証33業種別指数は8業種が値上がりし、海運、パルプ・紙、証券・商品先物、電力・ガス、陸運、などが高い。(HC)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る