【株式市場】円高など受け日経平均は28円高を上値に10時過ぎからダレて冴えない

株式

◆日経平均は2万2587円73銭(126円71銭安)、TOPIXは1569.54ポイント(7.61ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億7123万株

 7月7日(火)前場の東京株式市場は、円高が影響してか、日経平均は上値が重く、64円安で始まった後一時27円84銭高(2万2742円28銭)まで上げたが、10時過ぎからジリ安基調となった。中で、このところの米半導体株指数の上昇、最高値更新を受け、東京エレクトロン<8035>(東1)は6日続伸基調で連日高値を更新。アドバンテスト<6857>(東1)は日経平均を18円牽引。任天堂<7974>(東1)も高い。

 HOYA<7741>(東1)が超音波内視鏡システムでの提携など好感されて活況高。前澤工業<6489>(東1)は業績・配当予想の増額は好感されて値上がり率上位。ネポン<7985>(東2)麻生フオームクリート<1730>(JQS)は九州での記録的な豪雨災害が思惑材料視され急伸。名刺管理のSansan<4443>(東マ)は5月決算の着地予想の増額が好感されて大幅高。

 東証1部の出来高概算は5億7123万株、売買代金は1兆1006億円。1部上場2170銘柄のうち、値上がり銘柄数は596銘柄、値下がり銘柄数は1509銘柄。

 また、東証33業種別指数は6業種が値上がりし、空精密機器、その他製品、サービス、情報・通信、電気機器、などが高い。(HC)

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