ナルミヤ・インターは「未定」だった業績予想発表が好感され後場一段高

■大幅減益だが見通しついたため過度な不安は後退との見方

ナルミヤ・インターナショナル<9275>(東1)は7月17日の後場、12%高の625円(69円高)まで上げる場面を見せ、一段高となっている。16日の取引終了後、「未定」だった今期・2021年2月期の連結業績予想値を発表。各利益とも前期比で大幅減になるものの、見通しが立ったため過度な不安心理は後退したとの見方が出ている。

 今期の連結業績見通しは、eコマース事業の大幅増を見込む一方、新型コロナ感染症の影響が第2四半期末(8月末)までは続くとの見通しなどを前提に、連結売上高を307.76億円(前期比6.6%減)、営業利益は4.52億円(同72.8%減)、親会社株主に帰属する純利益は1.06億円(同89.3%減)、1株利益は10円53銭とした。(HC)

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