【株式市場】新規上場3銘柄はそろって買い気配だが日経平均はNY株安などで安い

株式

◆日経平均は2万3214円49銭(132円00銭安)、TOPIXは1635.46ポイント(8.79ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億4328万株

 9月24日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの525ドル安を受けて株価指数の先物が先行安となり、日経平均は131円安で始まり9時15分頃に249円43銭安(2万3096円56銭)まで下押した。中で、東京エレクトロン<8035>(東1)は堅調ジリ高など半導体関連株が総じて強く、大手証券の株主優待人気上位の日清食品HD<2897>(東1)もジリ高。日経平均は次第に持ち直した。

 エイトレッド<3969>(東1)が主商品の5年連続シェアNo1などで上場来高値を更新し、大株主のソフトクリエイトHD<3371>(東1)も一段高。オンコセラピー・サイエンス(OTS)<4564>(東マ)は創業者の一人で大株主の東大名誉教授・中村祐輔氏がノーベル賞候補と伝えられ一時急伸。京写<6837>(JQS)は米中貿易摩擦を受けて代替受注増の期待などが言われて出直り拡大。

 新規上場の3銘柄は前場そろって買い気配のまま初値がつかず、トヨクモ<4058>(東マ)は公開価格2000円で3400円の買い気配。まぐまぐ<4059>(JQS)は同810円で1425円の買い気配。グラフィコ<4930>(JQS)は同4090円で7010円の買い気配。

 東証1部の出来高概算は5億4328万株、売買代金は1兆24億円。1部上場2175銘柄のうち、値上がり銘柄数は610銘柄、値下がり銘柄数は1482銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種が値上がりし、精密機器、小売り、が高い。(HC)

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