リボミックが一時13%高、新型コロナ治療薬の共同研究を東京大学医科学研究所などと開始へ

■「COVID-19」ウイルスに結合するアプタマーを複数特定

リボミック<4591>(東マ)は11月4日、の前場、13%高の414円(47円高)まで上げる場面を交えて大幅高の出直り拡大となった。2日夕方、新型コロナ治療薬の共同研究について東京大学医科学研究所・アジア感染症研究拠点と共同研究契約を締結と発表し、注目された。

 発表によると、同社は「COVID-19」の原因ウイルス「SARS-CoV-2」のスパイク(S)タンパク質に結合するアプタマーを複数特定し、さらに、その一群のアプタマーについては、Sタンパク質と宿主受容体ACE2との結合を阻害する活性を持つことを確認している。これらの候補アプタマーについて、培養細胞を用いたin vitro試験においてウイルス感染阻害効果を評価することが、今回の共同研究の目的、などとした。(HC)

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