【株式市場】NYダウ大幅高など好感され日経平均は一時569円高まで上げ取引時間中の30年ぶり高値を更新

株式

◆日経平均は2万7553円09銭(497円15銭高)、TOPIXは1833.45ポイント(37.27ポイント高)、出来高概算(東証1部)は増加し7億6251万株

 1月7日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの大幅続伸最高値などが好感され、株価指数の先物が先行高となり、日経平均は284円高で始まった後も急伸し、11時にかけて568円79銭高(2万7624円73銭)まで上げて12月29日につけた約30年ぶりの高値を更新した。前引けも大幅高を維持した。

 米ジョージア州の上院議員選を受け、上下両院ともバイデン次期大統領と同じ民主党が優位になる「トリプル・ブルー」の可能性が強まり、地球温暖化対策などが促進されるとの観測から「ブルーウエーブ関連株」が注目され、燃料電池トラック開発を進める日野自動車<7205>(東1)燃料水素スタンド開発など進める三菱化工機<6331>(東1)などが活況高。ソーラー発電設備機器などの日創プロニティ<3440>(東2)エヌ・ピー・シー<6255>(東マ)も一段高。AFCHD<2927>(JQS)は第1四半期の大幅増益などで連日ストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加し7億6251万株、売買代金は1兆4520億円。1部上場2186銘柄のうち、値上がり銘柄数は1821銘柄、値下がり銘柄数は302銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種が値上がりし、その他金融、鉄鋼、非鉄金属、保険、パルプ/紙、銀行、機械、ガラス/土石、石油/石炭、卸売り、などが高い。(HC)

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