【株式市場】前場の日経平均は386円高、NY株4日続伸など好感し好決算株への買いも旺盛

◆日経平均は3万2323円28銭(386円77銭高)、TOPIXは2330.63ポイント(22.79ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億6127万株

 10月12日(木)前場の東京株式市場は、NYダウやNASDAQの4日続伸などを受けて半導体・電子部品関連株や自動車、機械株などが上げ、11日に続いてレーザーテック<6920>(東証プライム)やアドバンテスト<6857>(東証プライム)などが出直りを継続。サイゼリヤ<7581>(東証プライム)は一時ストップ高など8月決算の好調だった銘柄も人気化した。日経平均は184円高で始まり、さらに次第高となって前引け間際に455円55銭高(3万2392円06銭)まで上げ、3日続伸基調となった。3日間で約1300円の急反騰となっている。

 芝浦メカトロニクス<6590>(東証プライム)やソシオネクスト<6526>(東証プライム)なども活況高となり、 吉野家HD(吉野家ホールディングス)<9861>(東証プライム)は業績予想の増額など好感されて今世紀初の3000円台(株式分割調整後)。みずほFG<8411>(東証プライム)などの銀行株も一部を除いて高い。メドレックス<4586>(東証グロース)は米国での再申請への期待強く一段高。ASJ<2351>(東証グロース)はグループ企業の最高執行責任者の技術論文が国際学会で発表予定など材料視され一時2日連続ストップ高。

 東証プライム市場の出来高概算は6億6127万株、売買代金は1兆9918億円。プライム上場1835銘柄のうち、値上がり銘柄数は1109銘柄、値下がり銘柄数は642銘柄。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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