【株式市場】引き続き追加景気対策への期待が強く日経平均は後場も上げ幅600円台を続け大幅反発

株式

 日経平均は2万9663円50銭(697円49銭高)、TOPIXは1902.48ポイト(37.99ポイント高)、出来高概算(東証1部)は12億5001万株

 3月1日(月)後場の東京株式市場は、引き続き追加景気対策への期待が強く、NTTデータ<9613>(東1)が一段と上げて始まり、王子HD<3861>(東1)は中盤から一段と強含んだ。一方、前場上げた半導体関連株は横ばいとなり、日経平均は後場寄りから14時半過ぎまで1万9600円(630円高)を挟んで小動きを継続。大引けは再び700円高に迫り、前週末の1200円安を6割近く奪回した。

 後場は、セイコーHD<8050>(東1)が証券会社の投資判断など材料視されて一段高となり、ギグワークス<2375>(東2)は3月末の株式分割などが引き続き好感され水準を一段上げて売買交錯。G-FACTORY<3474>(東マ)
飲食店向けコンサル好調との見方など言われ2日連続ストップ高。小僧寿し<9973>(JQS)は前期黒字化など業績回復期待が再燃とされ急反発。日本銀行<8301>(出資証券・JQS)はアベノミクス開始以来買い上げてきた資産が年初からの外人買いによってすべて利食い状態とされ大幅続伸。

 東証1部の出来高概算は12億5001万株(前引けは5億8098万株)、売買代金は2超4773億円(同1兆1820億円)。1部上場2194銘柄のうち、値上がり銘柄数は1931(前引けは1739)銘柄、値下がり銘柄数は229(同385)銘柄。

 また、東証33業種別指数は全33業種(前引けは28業種)が値上がりし、値上がり率上位は、パルプ/紙、情報/通信、建設、小売り、電気機器、水産/農林、不動産、卸売り、サービス、ガラス/土石、倉庫運輸、などとなった。(HC)

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