シナネンHD、グループ会社のシナネンは安田倉庫柏営業所へオフサイトPPAによる電力供給を開始

■年間約38万kgのCO₂削減見込む
 シナネンホールディングス<3921>(東証プライム)の子会社シナネンは、総合物流企業の安田倉庫(東京都港区)とオフサイトPPA(電力購入契約)を締結し、安田倉庫柏営業所への再生可能エネルギー電力の供給を開始したと発表した。実質再エネ比率メニューとの組み合わせにより、年間約38万kgのCO₂削減が可能となる見通しである。

■環境目標の実現に向けた協働
 安田倉庫グループは「低炭素・循環型社会への貢献」を最重要課題に掲げ、その実現に向けて2030年度末までに、
(1)グループのCO₂排出量を2022年度比30%削減、
(2)グループのの再生可能エネルギー発電量を年間500万kWh確保、を目標としている。

 一方、シナネンは再生可能エネルギーの普及を後押しする多様なソリューションを展開しており、J-クレジットやトラッキング付非化石証書を活用した実質再エネ比率メニューや、遠隔地に建設した発電所から電力と環境価値を提供するオフサイトPPAなどを提供している。両社の環境課題への姿勢が一致したことから、今回のPPA導入に至った。

■新設太陽光発電所からの供給開始
 今回のオフサイトPPAでは、新設の太陽光発電所で生み出される年間約21万kWhの再生可能エネルギーを、シナネンを通じて安田倉庫の柏営業所へ供給する。2025年12月より供給を開始している。

 さらに、オフサイトコーポレートPPAによる太陽光発電のみでは不足する年間約71万kWhについても、シナネンの実質再エネ比率メニューを活用し、再エネ由来の非化石証書を付与することで、同営業所の使用電力を100%再生可能エネルギーで賄う体制を整えた。

 これらの取り組みにより、年間約388,949kgのCO₂削減が可能になるとしている。

■両社の環境施策の今後
 安田倉庫は今回のPPA導入を契機に、脱炭素化施策を継続的に推進し、ステークホルダーからの信頼向上を図る方針である。「YASDA Value」に基づき、顧客の声に誠実に応える姿勢を維持しつつ、社会変化に柔軟に対応し、持続可能な社会の実現に寄与するとしている。

 シナネンは法人向けエネルギーソリューション企業として、石油製品販売から再エネ投資、電力販売、太陽光発電メンテナンスまで幅広く展開している。さらに「シナネンあかりの森プロジェクト」を通じ、自然環境保全にも取り組んでいる。今後も脱炭素社会の実現に向けた支援を強化していく方針である。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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