
■ROE10%超方針で選択と集中完遂
THK<6481>(東証プライム)は2月2日、子会社のTRAホールディングス(THKリズムを傘下)と、カナダ・チェコ・ドイツ・米国の輸送機器関連5社の発行済株式の全て、並びに譲渡対象会社向け貸付債権を、アドバンテッジパートナーズがサービスを提供するファンドが間接出資するSPCへ譲渡する基本契約を締結したと発表した。
新経営方針で「ROE10%超の早期実現」を掲げ、輸送機器事業は資本コストとROICを厳しく精査した上で譲渡が適切と判断し、「選択と集中」を完遂するとした。株式譲渡日は2026年6月1日予定で、譲渡価額は非開示。25年12月期の連結業績影響は精査中とし、同決算発表で開示予定、配当予想の修正はない。
■事業再編評価で年初来高値
2月3日、株価は急騰し、4,843円と前日比266円高(+5.81%)で年初来高値を更新した。朝方から買いが先行し、一時4,887円まで上昇、出来高も110万株超と商いを伴った。輸送機器事業子会社群の株式・債権を一括譲渡する方針を発表し、資本効率改善と「選択と集中」の進展が評価された。配当利回り5%超と株主還元の厚みも意識され、信用買い残の整理が進む中で上値追いの動きが強まった。もっともPERは50倍超と高水準で、今後は業績影響の開示内容が持続性を左右する。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)





















