【株式市場】前場の日経平均は123円安、NY株安など影響したが朝方の224円安から持ち直す

◆日経平均は4万2186円59銭(123円90銭安)、TOPIXは3068.51ポイント(13.37ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は9億5177万株

 9月3日(水)前場の東京株式市場は、NY株式の2日続落などを受けて半導体関連株や電子部品株、自動車株などが総じて重い値動きとなり、日経平均は224円安で始まった後273円安(4万2036円)まで下押したが、その後は前引けまで底堅い値動きとなった。個別物色は旺盛で、内田洋行<8057>(東証プライム)は7月決算と今期予想など好感されて活況高。日本ヒューム<5262>(東証プライム)は来年度予算の防災・老朽化下水道改善等への期待で一段高。住友鉱<5713>(東証プライム)は「金」や「銅」の高騰を受け年初来の高値に進んだ。

 インターメスティック<262A>(東証プライム)が急伸して9か月ぶりに上場来の高値を更新し「メガネスーパー」運営会社の完全子会社化を好感。旭コンクリート<5268>(東証スタンダード)や水道機工<6403>(東証スタンダード)、鋳鉄管<5612>(東証スタンダード)も大きく上げ防災・老朽化インフラ更新予算への期待などで活況高。インティメート・マージャー<7072>(東証グロース)は投資雑誌での高評価記事など手がかり材料とされ一段高。

 東証プライム市場の出来高概算は9億5177万株、売買代金は2兆600億円。プライム上場1619銘柄のうち、値上がり銘柄数は975銘柄、値下がり銘柄数は584銘柄。

 東証33業種別指数は15業種が値上がりし、非鉄金属、パルプ紙、鉄鋼、ゴム製品、水産農林、小売り、鉱業、陸運、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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