【株式市場】NY連日最高値など好感され日経平均は一時3週間ぶりに3万円台を回復

株式

◆日経平均は2万9956円82銭(189円85銭高)、TOPIXは1978.20ポイント(9.47ポイント高)、出来高概算(東証1部)は7億2766万株

 3月16日(火)前場の東京株式市場は、NYダウとS&P500の連日最高値などを受け、アドバンテスト<6857>(東1)などが高く始まり、大成建設<1801>(東1)三井不<8801>(東1)なども次第高となった。日経平均は、鉄鋼株などが一服したため取引開始後は重かったが、10時過ぎから上げ幅を広げ、一時259円43銭高(3万26円40銭)と約3週間ぶりに3万円の大台を回復した。

ユーグレナ<2931>(東1)がバイオジェット燃料の年内供給開始発表などを材料に活況高。オプティマスG<9268>(東2)は業績予想の増額が好感され急伸。同じくプレミア・アンチエイジ<4934>(東マ)はストップ高。セキュアヴェイル<3042>(JQS)は株式分割などが材料視され一段高。

 16日上場のウイングアーク1st<4432>(東1)は9時45分に公開価格1590円を25.8%上回る2000円で初値をつけ、高値は2046円、前引けは1900円。同じくヒューマンクリエイションHD<7361>(東マ)は10時59分に公開価格2120円を65.3%上回る3505円で初値をつけ、高値は3530円、前引けは3065円。

 東証1部の出来高概算は7億2766万株、売買代金は1兆3757億円。1部上場2196銘柄のうち、値上がり銘柄数は1196銘柄、値下がり銘柄数は889銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種が値上がりし、空運、海運、その他製品、情報/通信、不動産、陸運、小売り、建設、電気機器、サービス、などが高い。(HC)

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