【株式市場】防衛株が動意づき日経平均は後場一転軟調に推移し7日ぶり反落、TOPIXは値を保ち7日続伸

株式

◆日経平均は2万9914円33銭(6円76銭安)、TOPIXは1984.03ポイント(2.53ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で12億5284万株

 3月17日(水)後場の東京株式市場は、石川製<6208>(東1)などの防衛関連株が一段高で始まり、北朝鮮が米韓を避難、などと伝えられたことが材料視された様子。前場高かった信越化<4063>(東1)などが後場寄りからダレ模様になり、日経平均は一転、安く開始。95円93銭安(2万9825円16銭)を下値に大引けまで一進一退を続けた。大引けは持ち直したが7日ぶりに反落。一方、TOPIXは小高くなり7日続伸となった。

 後場は、キユーピー<2809>(東1)が一段高となり、時短営業が緩和されれば業務用が回復との読み。丸運<9067>(東1)は冷蔵・冷凍物流の実績がワクチン輸送を連想させるとかでほとんどストップ高で推移。メディアリンクス<6659>(JQS)は後場寄りから急伸しストップ高となり、オリンピックで海外観光客の受け入れ見送り濃厚とされ放送関連機材が材料視。ヤマックス<5285>(JQS)は14時から急伸し後場急騰し増配発表など好感。

 東証1部の出来高概算は少な目で12億5284万株(前引けは6億3616万株)、売買代金は2兆5794億円(同1兆2329億円)。1部上場2195銘柄のうち、値上がり銘柄数は1409(前引けは960)銘柄、値下がり銘柄数は682(同1103)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種(前引けは7業種)が値上がりし、値上がり率位は、医薬品、不動産、陸運、化学、水産/農林、保険銀行、倉庫/運輸、その他金融、繊維製品、などとなった。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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