ビックカメラが年初来高値に迫る、利益予想の増額修正など好感される

ビッグカメラ

■今8月期の連結営業利益は従来予想を18%増額し前期比47%増に

ビックカメラ<3048>(東1)は4月6日、再び上値を指向して始まり、取引開始後は6%高の1308円(73円高)まで上げ、3月23日につけた年初来の高値1313円に迫っている。

 5日15時に業績予想(利益予想)の増額修正を発表し、今8月期・通期の連結営業利益は従来予想を18.0%上回る177億円の見込み(前期比では46.7%の増加)に見直し、親会社株主に帰属する当期純利益は同じく29.1%増の102億円の見込み(同87.2%の増加)に見直した。

 売上高は小幅下方修正したが、利益面では、「ビックカメラにおいて伸び悩んだものの、巣ごもり需要やテレワーク需要などにより売上が好調であった郊外型のコジマ、および日本BS放送において伸長したことにより」各利益とも想定を上回る見込みとなった。(HC)

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