【株式市場】自動車株の下げ目立ち日経平均は11時過ぎに278円安まで下押し冴えない

株式

◆日経平均は2万9863円10銭(226円15銭安)、TOPIXは1969.84ポイント(13.70ポイント安)、出来高概算(東証1部)は5億1182万株

 4月6日(火)前場の東京株式市場は、四半期決算が好調だったキユーピー<2809>(東1)や業績予想を増額した神戸鋼<5406>(東1)などが活況高となった一方、ホンダ<7267>(東1)などの自動車株は半導体不足の影響が言われて次第安。日経平均はNYダウ最高値などを映して取引開始後に119円64銭高(3万208円89銭)まで上げたが、これを高値に値を消し始め、11時過ぎには278円24銭安(2万9811円01銭)まで下押して前引けとなった。

 シルバーライフ<9262>(東1)が株主優待の新設など好感され活況高。ビットワンG<2338>(東2)は仮想通貨市場の時価総額拡大報道や、香港子会社の提携などが材料視され一段高。シンメンテHD<6086>(東マ)は店舗改装需要好調などで4月中旬発表の2月決算に期待とされ再び一段高。アミタHD<2195>(JQS)は大平洋金<5541>(東1)との提携が材料視されて急伸。

 新規上場のセルム<7367>(JQS)は9時33分に公開価格1280円を17%上回る1502円で初値をつけ、その後1545円まで上げ、前引けは1429円。

 東証1部の出来高概算は5億1182万株、売買代金は1兆981億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は537銘柄、値下がり銘柄数は1554銘柄。

 また、東証33業種別指数は3業種が値上がりし、証券/商品先物、その他製品、食料品、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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