【株式市場】「まん延防止措置」あるがNY株高など受け日経平均は一時355円高まで上げ一時3万円を回復

株式

◆日経平均は2万9768円06銭(59円08銭高)、TOPIXは1959.47ポイント(7.61ポイント高)、出来高概算(東証1部)は11億2338万株

 4月9日(金)後場の東京株式市場は、日本郵船<9101>(東1)が一段と強含み、週初の業績予想の増額修正などが材料視され、日本取引所G<8697>(東1)は東証の上場区分再編による合理化への期待などでジリ高を継続。一方、株価指数の先物は重く、「まん延防止措置」拡大などが要因とされ、日経平均は約240円高の2万9950円前後を上値に伸びきれず、大引けは前日比反発だが小幅高にとどまった。

 後場は、メニコン<7780>(東1)が一段と強含み、米ジョンソン・エンド・ジョンソングループとの提携を連日好感。Abalance<3856>(東2)は今6月期の大幅増益への期待などが再燃とされ一段高。BASE<4477>(東マ)は「まん延防止措置」を受けネットショップ作成サービスの再拡大が期待され一段高。ソノコム<7902>(JQS)は京セラ<6971>(東1)の5G投資拡大報道などが材料視され一段高。

 東証1部の出来高概算は11億2338万株(前引けは5億9435万株)、売買代金は2兆7555億円(同1兆4847億円)。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1293(前引けは1457)銘柄、値下がり銘柄数は792(同618)銘柄。

 また、東証33業種別指数は24業種(前引けは26業種)が値上がりし、値上がり率上位は、精密機器、海運、その他金融、電力/ガス、水産/農林、証券/商品先物、電気機器、倉庫/運輸、食料品、医薬品、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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