BASEは後場も次第高、「まん延防止等重点措置」など材料視される

■ネットショップ作成サービス再拡大を期待

 BASE<4477>(東マ)は4月9日、後場も時間とともに上げ幅を広げ、14時20分に本日現在高の1907円(192円高)まで上げて出直りを強めている。

 初心者でも本格ECサイト(ネットショップ)が作れるソリューションを提供し、ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」のショップ開設数が3月4日に140万ショップを超えた。「まん延防止等重点措置」が4月12日から東京都、京都府、沖縄県でも実施されることを受け、ネットショップ開設需要のさらなる拡大に期待が再燃し、再び注目が強まった。

 今12月期の業績予想は、認知度向上、顧客獲得のための広告宣伝、サービス拡大に向けたプロダクト開発人員の採用、業務委託の起用などの先行投資の実施により赤字を予定するが、株価は下値が限定的な展開で織り込み済みのようだ。(HC)

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