【株式市場】主力株が売られ日経平均は後場一段安となり一時2万8000円を割る

株式市場 東京証券取引所 株価

◆日経平均は2万8147円51銭(461円08銭安)、TOPIXは1877.95ポイント(27.97ポイント安)、出来高概算(東証1部)は増加し15億2939万株

 5月12日(水)後場の東京株式市場は、ファナック<6954>(東1)や東京エレクトロン<8035>(東1)など日経平均への高寄与度銘柄がストンと下げて始まり、その後も下落。トヨタ自<7203>(東1)は13時25分の決算発表後一気にプラス圏に浮上したが、日経平均は一段安のまま13時50分にかけて720円0銭安(2万7888円59銭)まで下押し、取引時間中としては2月1日以来の2万8000円割れとなった。大引けも同日以来の安値となり、2日続けて大幅安となった。

 後場は、西松建設<1820>(東1)や帝通工<6763>(東1)が一段ジリ高となり、11日発表の決算や中間配の実施、中期計画などを好感。バイク王&カンパニー<3377>(東2)は周辺ビジネス新会社などが注目されて一段高。ユナイテッド<2497>(東マ)は発行株数の9%超の自社株買いが材料視されて本日の高値圏で推移。遠藤製作所<7841>(JQS)は第1四半期決算の大幅黒字転換などが注目され大引けまで買い気配のままストップ高。

 東証1部の出来高概算は増加し15億2939万株(前引けは7億188万株)、売買代金も増加し3兆4014億円(同1兆5262億円)。1部上場2192銘柄のうち、値上がり銘柄数は349(前引けは687)銘柄、値下がり銘柄数は1725(同1407)銘柄。

 また、東証33業種別指数は2業種が値上がり(前引けは5業種が値上がり)し、ゴム製品、保険、が高かった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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