【株式市場】日経平均は後場一時マイナスに沈むが持ち直して3日続伸

東京証券取引所

◆日経平均は2万7888円15銭(68円11銭高)、TOPIXは1936.28ポイント(6.94ポイント高)、出来高概算(東証1部)は10億8759万株

 8月10日(火)後場の東京株式市場は、塩野義製薬<4507>(東1)が飲み薬の新型コロナ薬への期待衰えず一段ジリ高となり、13時に前期決算と今期予想を発表したシステムサポート<4396>(東1)は直後から一段高。一方、ソニーG<6758>(東1)は前場から軟調なまま横ばい。日経平均は堅調に始まり、13時半にかけて一時11円50銭安(2万7808円54銭)まで軟化したが再び強含み、大引けは3日続伸となった。

 後場は、日本ピラー工<6490>(東1)が6日発表の四半期決算などを材料に一段高基調となり、正午に発表したミズホメディ<4595>(東2)、14時に発表した藤倉コンポジット<5121>(東1)は急伸しストップ高。フォースタートアップ<7089>(東マ)は5日発表の四半期決算が連日好感され2日連続ストップ高。鈴茂器工<6405>(JQS)は6日発表の四半期決算などが材料視され大きく反発。

 東証1部の出来高概算は10億8759万株(前引けは5億5745万株)、売買代金は2兆6077億円(同1兆3484億円)。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1311(前引けは1524)銘柄、値下がり銘柄数は790(同547)銘柄。

 また、東証33業種別指数は20業種(前引けは27業種)が値上がりし、値上がり率上位は、空運、医薬品、陸運、ゴム製品、サービス、鉄鋼、繊維製品、保険、小売り、銀行、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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