【株式市場】日経平均は後場一段高の場面を交えて強く5日ぶりに反発、マザーズ指数も5日ぶりに高い

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7585円91銭(161円44銭高)、TOPIXは1923.97ポイント(8.34ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で9億4654万株

 8月18日(水)後場の東京株式市場は、取引開始後に鉄鋼株が一時小高くなる場面があり、海運株は14時半頃にかけて大きく回復し、ソニーG<6758>(東1)は13時半頃にかけて一段高など、NY株は6日ぶりに下げたものの北米景気回復への期待は根強い様子。日経平均は後場寄り後の247円10銭高(2万7671円57銭)を上値にもみ合ったが、大引けも上げ幅160円台で5日ぶりに反発した。東証マザーズ指数も5日ぶりに反発し、日経JASDAQ平均は3日ぶりの反発となった。
 後場は、日本通信<9424>(東1)が一段高となり、銀行法に基づく電子決済代行業者の登録完了との発表などを好感。マーケットエンタープライズ<3135>(東1)、Abalance<3856>(東2)は決算発表後に下げたが見直し買いとされて反発幅を拡大。サーキュレーション<7379>(東マ)はYouTubeでの新たな動画チャンネルなど注目され昨日の上場来安値から急反発。ホットマン<3190>(JQS)は洋菓子シャトレーゼのフランチャイズ展開に進出が材料視され後場急伸。

 東証1部の出来高概算は少な目で9億4654万株(前引けは4億9424万株)、売買代金は2兆1808億円(同1兆1207億円)。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は1435(前引けは1520)銘柄、値下がり銘柄数は659(同540)銘柄。

 また、東証33業種別指数は21業種(前引けは25業種)が値上がりし、値上がり率上位の指数は、水産農林、その他金融、繊維製品、空運、建設、サービス、医薬品、その他製品、保険、化学、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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