【株式市場】前場の日経平均は196円高、NYダウ7日続伸など好感され朝方は一時296円高

◆日経平均は3万6241円70銭(196円32銭高)、TOPIXは2673.46ポイント(6.17ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は8億6792万株

 5月1日(木)前場の東京株式市場は、NYダウの7日続伸、円安などが好感され、日経平均は朝寄り後に296円高(3万6341円)まで上げたあと高下しながらも堅調だった。中盤は、3月決算が最高益だった東京エレク<8035>(東証プライム)が朝高のあと値を消した上、昼に日銀の金融政策会合の結果が出るため日経平均も一時5円安となったが、半導体株は一足早く発表したアドバンテスト<6857>(東証プライム)などが堅調。JR東海<9022>(東証プライム)は年初来の高値。任天堂<7974>(東証プライム)は連日最高値を更新した。

 住友ファーマ<4506>(東証プライム)が一段高となり業績予想の増額修正を連日好感。TAC<4319>(東証スタンダード)も業績予想の増額修正が好感されて高寄り型だが急伸。サノヤスHD<7022>(東証スタンダード)も陰線だが業績予想の増額修正とM&Aが材料視され急伸。木徳神糧<2700>(東証スタンダード)は依然コメ価格の高止まりなど材料視され再び上値を指向。いつも<7694>(東証グロース)は「TikTokなどの動画・ライブ配信を活用したECトータル支援新サービスが期待され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は8億6792万株、売買代金は2兆2029億円。東証プライム1635銘柄のうち、値上がり銘柄数は590銘柄、値下がりは974銘柄。

 東証33業種別指数は20業種が値上がりし、陸運、ガラス土石、非鉄金属、医薬品、サービス、精密機器、その他製品、その他金融、空運、石油石炭、食料品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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