【株式市場】日経平均は朝方の166円高を上値にダレ模様、鉄鋼、空運、自動車など高い

東京証券取引所

◆日経平均は2万7733円11銭(1円01銭高)、TOPIXは1936.29ポイント(2.09ポイント高)、出来高概算(東証1部)は少な目で4億7730万株

 8月25日(水)前場の東京株式市場は、米S&P500株価指数の連日最高値などを受け、米国景気回復への期待などから日本製鉄<5401>(東1)やソニーG<6758>(東1)などが続伸基調となり、日本航空<9201>(東1)なども堅調に推移。半面、半導体株や機械株などは朝方を高値に値を消し軟化。日経平均は取引開始後の165円62銭高(2万7897円72銭)を上値に一進一退となり、前引けにかけては一時小安くなる場面があったが持ち直して値を保った。
 東邦アセチレン<4093>(東1)が朝方の一時反落模様を切り返して一段高となり、引き続き「在宅酸素治療サービス」などを買い材料に東証1部の値上がり率1位。塩野義製薬<4507>(東1)は新型コロナワクチンの臨床進展と経口治療薬への期待で再び一段高。宮入バルブ<6495>(東2)は水素容器に加え酸素容器の需要急増もバルブ増加要因とされて次第高。ハマイ<6497>(JQS)はストップ高。サイバーセキュリティクラウド<4493>(東マ)は四半期決算発表後の下げを埋め戻した地合いの強さが言われて一段と出直り拡大。
 東証1部の出来高概算は少な目で4億7730万株、売買代金は1兆1148億円。1部上場2190銘柄のうち、値上がり銘柄数は997銘柄、値下がり銘柄数は1057銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が上げ、鉱業、輸送用機器、鉄鋼、空運、石油石炭、陸運、非鉄金属、不動産、医薬品、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京大学発スタートアップが開発、19自由度のヒューマノイドロボット  東京大学発スタートアップH…
  2. ■売却面積は約1.6倍に、総額1,785億円超の譲渡価額  東京商工リサーチは6月30日、2024…
  3. ■従来の検索では見つけられなかった本との出会いを創出  富士通<6702>(東証プライム)傘下の富…
2025年8月
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

ピックアップ記事

  1. ■株主還元強化が市場の安心材料に  東京エレクトロン<8035>は8月1日、2025年3月期の業績…
  2. ■市場の霧が晴れ始めた、個別銘柄の好調が投資家を惹きつける  前週31日の植田和男日銀総裁の記者会…
  3. ■利上げか、現状維持か?日銀総裁の決断で明暗分かれる8月相場  日銀の金融政策を巡る不確実性が続く…
  4. ■選挙惨敗の石破首相に退陣要求、政局混迷の行方  まるで狂言の『乳切木』(ちぎりき)を観るようであ…
  5. ■九州地盤銘柄に割安感、福証単独上場企業にも注目集まる  東京エレクトロンやアドバンテストなどの半…
  6. ■参院選で与党過半数割れ、石破政権の行方不透明に  7月20日投開票の参議院議員選挙は、大手メディ…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る