【株式市場】新興市場は強いが日経平均は円高再燃など影響し一時82円安となり反落

株式

◆日経平均の終値は1万9353円77銭(80円87銭安)、TOPIXは1592.20ポイント(7.85ポイント安)、出来高概算(東証1部)は少なめで14億4222万株

チャート10 24日後場の東京株式市場は、為替が引き続き円高基調を続け、日産自動車<7201>(東1)が一段ジリ安になるなど、主力銘柄が軟弱に推移した。日経平均も時間とともにジリ安となり、14時30分頃に82円72銭安(1万9351円92銭)まで軟化し、前日比で反落した。一方、東証2部指数、東証マザーズ指数、日経JASDAQ平均は高く続伸。

 北朝鮮では9月25日に軍事優先政策を始めた「先軍節」にあたるため警戒感が漂い、東証1部の売買代金上位10銘柄はすべて安い。反面、タカキュー<8166>(東1)が月次動向や8月決算への期待などから午後次第高となり、富士ピー・エス<1848>(東2)は東証1部を目指す目的の立会い外分売が好感されてストップ高。Aiming(エイミング)<3911>(東マ)は新作ゲームの事前登録者数が登録開始から数時間で150万人を超えたことなどが材料視されて連日大幅高。五洋インテックス<7519>(JQS)は先端医療に関する検査事業への進出などが言われてストップ高。

 出来高概算は少なめで14億4222万株(前引けは6億5782万株)、売買代金は878億円(同7747億円)。1部上場2023銘柄のうち、値上がり銘柄数は878(同1160)銘柄、値下がり銘柄数は1006(同712)銘柄。

 また、東証33業種別指数は4業種(前引けは14業種)が値上がりし、値上がり率上位の業種は、鉱業、非鉄金属、化学、石油・石炭、となった。

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