旭ダイヤモンドは急伸後も次第高、中間期の業績・配当予想の大幅増額を好感

銘柄

■9月中間配当は従来予想の4円を8円に引き上げる

 旭ダイヤモンド工業<6140>(東1)は9月21日、急伸し、12%高の636円(69円高)で始値をつけた後も上値を追い、午前10時30分にかけては17%高の661円(94円高)まで上げて2019年以来の高値に進んでいる。前週末取引日・17日の取引終了後、第2四半期連結業績予想(2021年4~9月・累計)の増額修正と9月中間配当の増配を発表し、好感買いが殺到している。

 第2四半期累計期間は、半導体需要の拡大や工作機械の受注増加により、電子・半導体業界向けや機械業界向け売上高の増加が見込まれ、連結売上高は5月に発表した従来予想を7.7%引き上げ、営業利益は同2.97倍に引き上げた。9月中間配当は従来の1株4円を同8円に引き上げた(前年同期は同3円)。通期の連結業績予想は現在精査中で、第2四半期決算発表時(21年11月9日)に公表するとした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■9割超が対策を実施も、「WBGT」の認知は依然として低調  帝国データバンクの調査により、「熱中…
  2. ■「変身と成長」掲げ1300億円の積極投資、収益構造の転換図る  吉野家ホールディングス<9861…
  3. ■人手不足を補いながら顧客満足度の向上に貢献  シャープ<6753>(東証プライム)は5月20日、…
2025年6月
 1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30  

ピックアップ記事

  1. ■選挙関連の「新三羽烏」の株価動向をウオッチ  足元では野党が石破内閣への内閣不信認決議案提出を見…
  2. どう見るこの相場
    ■米、イラン核施設を電撃空爆、緊張激化へ  「2週間以内」と言っていたのが、わずか「2日」である。…
  3. ■イスラエル・イラン衝突でリスク回避売りが優勢に  イスラエルのイラン攻撃を受け、13日の日経平均…
  4. ■ホルムズ海峡封鎖なら「油の一滴は血の一滴」、日本経済は瀬戸際へ  コメ価格が高騰する「食料安全保…
  5. ■トランプリスク回避へ、大谷・藤井・大の里株が浮上  『おーいお茶』を展開する伊藤園<2593>は…
  6. ■昭和の象徴、長嶋茂雄さん死去  またまた「昭和は遠くなりにけり」である。プロ野球のスパースター選…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る