セントラル警備保障は次第高、東京オリンピック・パラリンピックの臨時警備など寄与し16%増益

東京オリンピック

■第2四半期連結決算、営業利益は9.4%増加

 セントラル警備保障(CSP)<9740>(東1)は10月13日、時間とともに上げ幅を広げ、午前10時にかけて5%高の2988円(143円高)まで上げて反発幅を広げている。12日の取引終了後に第2四半期決算を発表し、「東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う臨時警備等もあり」」(決算短信より)増収増益になったことが話題になっている。

 第2四半期連結決算(2021年3~8月・累計)は、東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴う臨時警備等もあり、売上高は344億5千万円(前年同期比1.6%増)となり、営業利益28億7千5百万円(前年同期比9.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億8千3百万円(前年同期比16.3%増)となった。増益率は大きくないが、調査筋からは、人的な臨時警備が増加する場合は訓練・採用などで費用も増えるケースがあり、必ずしも業績寄与の要因にならないケースがあるため、意外感があったようだとの見方が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■ガソリン・軽油の暫定税率廃止法成立  ガソリン暫定税率廃止法は11月28日に成立し、ガソリン税2…
  2. ■うつ・統合失調症・発達障害を脳から理解する、最前線研究を平易にまとめた一冊  翔泳社は11月25…
  3. 【新築マンションの短期売買を分析】  国土交通省は11月25日、三大都市圏および地方四市の新築マン…
2025年12月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ピックアップ記事

  1. ■「大きく産んで小さく育てる」IPO市場、期待裏切る後半戦  48勝2分10敗である。2025年の…
  2. ■日銀イベント通過で円高前提、紙・パ株が師走相場の主役候補  今週のコラムは、日銀の金融政策決定会…
  3. ■FOMC通過も市場は波乱、金利と為替に残る違和感  FRB(米連邦準備制度理事会)のFOMC(公…
  4. ■眠れる6900トンの金が動き出す、「都市鉱山」開発でリデュース株に追い風  今週の当コラムは、金…
  5. ■天下分け目の12月10日、FRB利下げで年末相場は天国か地獄か?  天下分け目の12月10日であ…
  6. ■AI・データセンター需要拡大に対応、測定能力は従来比最大2倍  リガク・ホールディングス<268…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る