【業績でみる株価】ミスミグループ本社は上場来高値更新の展開、18年3月期2桁増収増益・連続増配予想で増額余地

 FA・金型用部品の企業向け通販を展開している。専門商社ミスミを中核としてグループ内にメーカー機能も有しているミスミグループ本社<9962>(東1)の18年3月期は2桁増収増益・連続増配予想である。月次売上状況は好調であり、通期予想に増額余地がありそうだ。株価は上場来高値更新の展開だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。

■18年3月期2桁増収増益・連続増配予想で増額余地

 18年3月期連結業績予想は、売上高が17年3月期比12.0%増の2900億円、営業利益が同16.9%増の317億円、経常利益が同17.5%増の311億円、純利益が同17.5%増の216億円、配当予想が同2円89銭増配の年間19円60銭(第2四半期末9円17銭、期末10円43銭)としている。

 月別売上実績(前年比)を見ると、17年5月はFA事業が29.6%増、金型部品事業が18.7%増、VONA事業(ミスミブランド以外の他社製品を含めた生産設備関連部品から製造副資材や消耗品等を販売する流通事業)が28.6%増、合計が26.2%増、そして4月~5月累計はFA事業が26.6%増、金型部品事業が15.7%増、VONA事業が25.1%増、合計が23.0%増と好調に推移している。

 商品ラインナップの拡充、コスト競争力の強化、グローバル確実短納期供給の強化などの施策を推進している。アジアを中心とする海外売上の伸長が期待され、想定為替レートが1米ドル=108円、1ユーロ=116円、1人民元=15.8円と保守的であることも考慮すれば、通期予想に増額余地がありそうだ。

■株価は上場来高値更新の展開、好業績を評価して上値試す

 株価は本日6月27日は2611円まで上伸して上場来高値更新の展開となっている。週足チャートで見るとサポートラインの13週移動平均線が接近して高値圏モミ合いから上放れる形だ。好業績を評価して上値を試す展開が期待される。(MM)

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