【株式市場】日経平均は221円高まで上げた後も堅調、半導体株や精密機器、海運株など高い

取引所

◆日経平均は2万9213円04銭(187円58銭高)、TOPIXは2024.05ポイント(4.82ポイント高)、出来高概算(東証1部)は5億772万株

 10月19日(火)前場の東京株式市場は、NY市場での半導体株高などを受けて東京エレク<8035>(東1)やレーザーテク<6920>(東1)が一段と出直りを強め、海運株も中国の景気対策期待などで日本郵船<9101>(東1)が前引け5%高などと大きく出直った。日経平均は取引開始後に221円35銭高(2万9246円81銭)まで上げ、午前10時にかけては49円高までダレたが、北朝鮮のミサイル発射が伝えられると再び持ち直した。

 ベイカレント・コンサル<6532>(東1)は急反発となり、前週末の四半期決算発表を受けて週明けはストップ安となったが再評価の様子で一気に反騰。クオール<3034>(東1)は業績予想の増額など好感され大幅反発。リヒトラブ<7975>(東2)は11月末に株式2分割との発表が材料視され急伸しストップ高。9月上場のアスタリスク<6522>(東マ)、リベロ<9245>(東マ)は連日上場来の高値。ウエストHD<1407>(JQS)は15日発表の8月決算など連日好感され出直り拡大。

 東証1部の出来高概算は5億772万株、売買代金は1兆2332億円。1部上場2184銘柄のうち、値上がり銘柄数は951銘柄、値下がり銘柄数は1114銘柄。

 また、東証33業種別指数は15業種が値上がりし、海運、精密機器、その他製品、情報通信、サービス、電気機器、小売り、金属製品、機械、などが高い。(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

関連記事


手軽に読めるアナリストレポート
手軽に読めるアナリストレポート

最新記事

カテゴリー別記事情報

ピックアップ記事

  1. ■東京・愛知・兵庫で屋外広告も掲出、号外や無料バッティング企画も実施  Major League …
  2. ■新生児対象の臨床試験で抗炎症作用と菌叢改善を実証  森永乳業<2264>(東証プライム)は7月2…
  3. ■「日本栄養・食糧学会大会」で研究成果発表、科学的根拠を提示  味の素<2802>(東証プライム)…
2025年9月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

ピックアップ記事

  1. ■東証市場、主力株急落と中小型株逆行高で投資戦略二極化  証市場は9月19日に主力株の急落と中小型…
  2. どう見るこの相場
    ■プライム市場の需給悪化を警戒し、個人投資家は新興市場へ資金を逃避  「桐一葉 落ちて天下の秋を知…
  3. ■01銘柄:往年の主力株が再評価、低PER・PBRで買い候補に  今週の当コラムでは、買い遅れカバ…
  4. ■日米同時最高値への買い遅れは「TOPIXコア30」と「01銘柄」の出遅れ株でカバー  日米同時最…
  5. ■東京株、NYダウ反落と首相辞任で先行き不透明  東京株式市場は米国雇用統計の弱含みでNYダウが反…
  6. ■株式分割銘柄:62社に拡大、投資単位引き下げで流動性向上  選り取り見取りで目移りがしそうだ。今…

アーカイブ

「日本インタビュ新聞社」が提供する株式投資情報は投資の勧誘を目的としたものではなく、投資の参考となる情報の提供を目的としたものです。投資に関する最終的な決定はご自身の判断でなさいますようお願いいたします。
また、当社が提供する情報の正確性については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。また、予告なく削除・変更する場合があります。これらの情報に基づいて被ったいかなる損害についても、一切責任を負いかねます。
ページ上部へ戻る