マーチャント・バンカーズが高値更新、業績好調で不動産事業強化やNFT事業に注目集まる

銘柄 上がる 上昇 高い ストップ高

■今期予想売上高62%増、材料株妙味も次第に加わる様子

 マーチャント・バンカーズ<3121>(東1)は10月25日、一段高となり、午前10時過ぎに6%高の464円(28円高)まで上げて年初来の高値を更新し、2018年以来の高値に進んだ。今期の業績を大幅増益の見通しとする上、直近は不動産ファンドやSPC(特別目的会社)を活用した不動産事業の強化や、香港市場での同社株の売買取次を行う現地証券会社が2社になることなどを発表しており、注目度が強まっている。

 また、インターネット上での偽造を不可能にするNFT(ノン・ファンジブル・トークン)関連事業への取組も積極推進しており、買い材料の豊富な銘柄としても注目されている。

 今期・2022年3月期の連結業績予想(8月中旬の第1四半期決算発表時点)は、売上高が前期比62.0%増の26.5億円、営業利益が約2倍の4.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字転換して2.3億円。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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