【株式市場】日経平均は一時444円高、米S&P500最高値など好感される

株式

◆日経平均は2万8952円76銭(276円30銭高)、TOPIXは1994.92ポイント(17.02ポイント高)、出来高概算(東証1部)はやや増えて4億5799万株、

 12月28日(火)前場の東京株式市場は、Xマス明けのNY株式の大幅高、S&P500種と半導体株指数の最高値更新などが好感され、ソニーG<6758>(東1)が2000年以来の高値に進み、東京エレク<8035>(東1)は上場来の高値を更新など、主力株の上げが再燃。日経平均は277円高で始まり、午前10時にかけて444円55銭高(2万9121円01銭)まで上げた。2万9000円台は12月16日以来、約2週間ぶり。前引けにかけてはややダレたが大幅反発基調となった。

 業績予想を増額修正したキユーピー<2809>(東1)や帝国繊維<3302>(東1)が活況高となり、27日に狭山工場(埼玉県)での完成車の生産を終えたと伝えられたホンダ<7267>(東1)も生産集約期待などで高い。Jトラスト<8508>(東2)は持分会社KeyHolder(キーホルダー)<4712>(JQS)の金融収益による持分利益など材料視され反発。アスタリスク<6522>(東マ)は訴訟和解が好感され2日連続大幅高。上場3日目のサスメド<4263>(東マ)は不眠症治療用アプリの販売提携が材料視されストップ高買い気配。ティムコ<7501>(JQS)は11月決算への期待やスノーピーク<7816>(東1)ほかとの新会社への期待など言われ出直り基調。

 東証1部の出来高概算は昨日より増加し4億5799万株、売買代金は1兆755億円。1部上場2185銘柄のうち、値上がり銘柄数は1555銘柄、値下がり銘柄数は527銘柄。

 また、東証33業種別指数は30業種が値上がりし、精密機器、金属製品、パルプ紙、鉱業、機械、電機機器、その他金融、不動産、情報通信、水産農林、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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