【株式市場】日経平均は198円高、後場次第高となり大きく反発

株式市場 証券取引所

◆日経平均は2万7439円99銭(198円68銭高)、TOPIXは1930.56ポイント(10.64ポイント高)、出来高概算(東証1部)は13億5765万株

 2月4日(金)後場の東京株式市場は、前引け後に四半期決算などを発表したキッコーマン<2801>(東1)が一段高で始まり、13時に発表した日本水産<1332>(東1)や住友商事<8053>(東1)も一段高。前場上げた海運大手は高値圏で推移。また米株価指数先物が高いとされて指数連動度の高い銘柄にも買いが続いたもよう。日経平均は54円高で始まったあと次第高となり、14時過ぎに214円67銭高(2万7455円98銭)まで上げ、大引けまで値を保ち大幅反発となった。

 後場は、日本航空<9201>(東1)やJR東海<9022>(東1)が値を戻して始まり13時頃からプラス圏に浮上し、KNT-CT・HD<9726>(東1)や旅工房<6548>(東マ)は一段堅調。新型コロナ防止の空港水際対策の緩和観測が出た模様で、日本エマージェンシー<6063>(JQS)も一段高。サイバーステップ<3810>(東2)は新株予約権の行使進展、残高減少や今期収益改善への期待などでジリ高となり再び出直り強化。サーキュレーション<7379>(東マ)は1月中間決算に期待とされ出直り拡大。

 新規上場のセイファート<9213>(JQS)は1030円(公開価格は1120円)で初値をつけ、その後1086円まで上げる場面を見せて売買され、後場は売買交錯を経て大引けは1018円となった。

 東証1部の出来高概算は13億5765万株(前引けは6億7458万株)、売買代金は3兆3078億円(同1兆6843億円)。1部上場2183銘柄のうち、値上がり銘柄数は1482(前引けは944)銘柄、値下がり銘柄数は619(同1106)銘柄。

 また、東証33業種別指数は26業種(前引けは13業種)が値上がりし、値上がり率上位は、海運、空運、倉庫運輸、その他製品、陸運、保険、鉄鋼、サービス、鉱業、卸売り、などとなった。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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