富士山マガジンSは類似銘柄なく2ケタ成長など注目され活況高

銘柄

 富士山マガジンサービス(富士山マガジンS)<3138>(東マ)は10時30分を過ぎて17%高の6250円(900円高)前後となり、東証マザーズ銘柄の中で値上がり率トップ。売買代金は3位の活況となっている。国内最大級の雑誌定期購読サイトを運営し、7月7日に上場。高下しながらも下値を切り上げているため、上場来の高値7000円(7月14日)を更新しそうな雰囲気があるようだ。

 今12月期の業績予想は、売上高が前期比23%増、純利益は同26%増、1株利益は102円37銭。会社概要や説明資料には、入手しにくい趣味性・専門性の高い雑誌も含めて約1万誌を取扱い、原則的に自社在庫を持たず、取扱高に応じて出版社から業務報酬を受領、定期購読契約継続率70%超、売上高営業利益率11.3% (2015/12期予想)、などとあり、既上場銘柄の中に類似するサイトを展開する企業がないことなども新鮮味につながっている。

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