ソフトバンクが高値を更新、KDDIで発生した大規模な通信障害を受け「もう1台」に期待

ソフトバンク

■セルラーV2X通信システムによるコネクテッドカーの技術検証にも期待が

 ソフトバンク<9434>(東証プライム)は7月11日、一段高で始まり、取引開始後は1550.0円(25.0円高)まで上げ、約4ヵ月ぶりに年初来の高値を更新している。約1週間前にKDDI<9433>(東証プライム)で発生した大規模な通信障害の経験から、異なるキャリアのスマホをもう1台保有する動きが出ているとされ、ソフトバンク系の「ワイモバイル」などにこうした需要が波及する期待がある。

 また、8日付で、セルラーV2X通信システム(以下「セルラーV2X」)向けに国際的に割り当てが検討されている、5.9GHz帯の周波数の実験試験局免許を2022年2月に取得したこと、5.9GHz帯の実験試験局でセルラーV2X直接通信の検証環境を本田技研工業株式会社の鷹栖プルービンググラウンド(北海道鷹栖町)に構築し、コネクテッドカーの技術検証をテストコースで実施すること、などを発表。「つながるクルマ」事業への進出にも期待が出ている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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