いすゞ自動車が約2ヵ月ぶりに年初来高値を更新、引き続き日野自の代替需要に期待

いすゞ 7202 イスズ ISUZU

■日野自が高シェアを持つ小型トラックでも「漁夫の利」の期待が

 いすゞ自動車<7202>(東証プライム)は8月24日、一段高で始まり、取引開始後は1685円(38円高)まで上げ、約2ヵ月ぶりに年初来高値を更新している。引き続き、同業の日野自動車<7205>(東証プライム)の性能評価不正による出荷停止を受け、代替需要への期待が高まっている。

 日野自動車の実質出荷停止は、22日に小型トラックでも実施と伝えられ、それまでの中大型トラックに加えて「国内向けトラックのほぼ全量が出荷できなくなる」(日本経済新聞8月23日付朝刊)こととなった。とりわけ、2トントラックは日野自が時期によって国内シェア5割近くを持つとされ、これに代わっていすゞ自の「エルフ」の需要が増える可能性が言われている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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