JR東海などの鉄道株や空運株が堅調、10月11日から入国者数の上限撤廃、『全国旅行割』開始などと伝えられる

■円安効果を生かして秋冬の観光需要を取り込む方針と

 JR東海(東海旅客鉄道)<9022>(東証プライム)は9月26日、朝方の20円安を下値に切り返し、1万7165円(260円高)まで上げて9月15日につけた年初来の高値1万7210円に迫る相場となり、日経平均やTOPIX(東証株価指数)などの大幅安に逆行している。岸田首相が「入国者数の上限撤廃、10月11日から」「個人旅行解禁・ビザなし短期滞在容認、『全国旅行割』も開始」(日経電子版9月23日0:31更新)と伝えられ、訪日観光客の回復に期待が強まっている。

 報道によると、円安効果を生かして秋冬の観光需要を取り込むことを狙うという。JR東日本(東日本旅客鉄道)<9020>(東証プライム)や東武鉄道<9001>(東証プライム)などの鉄道株やANAホールディングス<9202>(東証プライム)なども堅調に推移している。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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