【株式市場】日経平均は朝方の131円安を下値に回復し55円安、半導体関連株など高い

◆日経平均は2万6951円59銭(55円37銭安)、TOPIXは1888.44ポイント(6.97ポイント安)、出来高概算(東証プライム)は5億661万株

 10月21日(金)前場の東京株式市場は、NYダウやNASDAQ指数の2日続落に対してSOX(米半導体株指数)は続伸し、NY市場の日本株も電気精密、半導体、非鉄金属、大手商社などが高かったため、東京エレク<8035>(東証プライム)やキヤノン<7751>(東証プライム)などが高く始まり、四半期決算が好調だったディスコ<6146>(東証プライム)は急伸商状となった。円安にもかかわらずニトリHD<9843>(東証プライム)、良品計画<7453>(東証プライム)も高い。日経平均は103円安で始まり、直後の131円60銭安(2万6875円36銭)を下値に下げ止まり、一時21円58銭安まで戻して前引けとなった。

 レーザーテック<6920>(東証プライム)が米半導体株指数高やNYでの値上がり、ディスコの好決算など好感。ソシオネクスト<6526>(東証プライム)はオーダーメイド半導体「カスタムSoC」事業への期待強く10月12日の株式上場後、毎日欠かさず高値を更新。アースインフィニティ<7692>(東証スタンダード)は10月末の株式3分割など好感され出直り継続。スポーツフィールド<7080>(東証グロース)は業績予想の増額が好感され急伸しストップ高。NexTone<7094>(東証グロース)は四半期ごとの著作権管理楽曲数など好感され一段高。ビリングシステム<3623>(東証グロース)は国民年金保険料のスマホ納付システムが好感され2日連続大幅高。

 東証プライム市場の出来高概算は5億661万株、売買代金は1兆3040億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は537銘柄、値下がり銘柄数は1205銘柄。

 また、東証33業種別指数は7業種が値上がりし、石油石炭、電気機器、水産農林、金属製品、海運、銀行、鉱業、が高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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