ギフティが高値に向け出直り継続、第2四半期の売上高59%増、更なる業績拡大への期待が次第に強まる

業績でみる株価

■eギフトの「giftee」好調、第3四半期決算発表は11月14日の予定

 ギフティ<4449>(東証プライム)は10月21日、2日続伸基調となり、午前10時過ぎに6%高の2474円(129円高)まで上げ、9月16日につけた年初来の高値2543円に迫っている。eギフトの発行から流通まで一気通貫で提供するeギフトプラットフォーム「giftee」を国内外で展開し、第2四半期(2022年4~6月)の連結業績は前年同期比で流通額98.7%増、売上高59.5%増、EBITDA(償却前利益)681.4%増と高成長。第3四半期の決算発表は11月14日の予定で、まだ先になるが更なる拡大の期待が出ている。
 
 このところの株価は、POST COFFEE(東京都目黒区)への出資・業務提携を発表した翌日の10月14日に7%高(147円高の2235円)と大きく上げ、その後次第に出直りを強めてきた。直近は、東証発表の信用取引倍率(信用買い残÷信用売り残)の低下に注目する様子もある。倍率が低下傾向(買い残の減少、または売り残の増加)にもかかわらず、株価はジリ高傾向のため、売り建てている側は値上がりによって日々損失が拡がる形。将来的な手じまいの買い注文が増える傾向になっている。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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