【株式市場】日経平均は328円高、NY株の大幅反発など受け半導体株や自動車、鉄鋼、海運株など高い

◆日経平均は2万7528円66銭(328円92銭高)、TOPIXは1934.90ポイント(19.50ポイント高)、出来高概算(東証プライム)は6億2729万株

 11月7日(月)前場の東京株式市場は、米国の利上げピッチ鈍化期待、NY株の大幅反発を受け、値がさ半導体株や自動車株などが活況高となり、住友商事<8053>(東証プライム)や川崎汽船<9107>(東証プライム)の上げが目立ったほか、鉄鋼、金属製品株も高く、世界景気回復への期待も再燃した。米金利の低下を受けて円安一服への期待があり、ニトリHD<9843>(東証プライム)なども高い。日経平均は207円高で始まり、午前11時にかけて377円22銭高(2万7576円96銭)まで上げ、前引けまで上げ幅を保ち大幅反発基調となった。

 サンリオ<8136>(東証プライム)が一時ストップ高の急伸商状となり、第2四半期の大幅上振れ増益と通期予想の増額修正など好感。アイスタイル<3660>(東証プライム)は第1四半期決算の黒字化など好感されストップ高。アルメディオ<7859>(東証スタンダード)も黒字化など連日好感され2日連続大幅高。キッズウェル・バイオ<4584>(東証グロース)は脳腫瘍の新規治療法に関する基礎研究に関する発表が好感され急伸。

 東証プライム市場の出来高概算は6億2729万株、売買代金は1兆4905億円。プライム上場1837銘柄のうち、値上がり銘柄数は1330銘柄、値下がり銘柄数は452銘柄。

 また、東証33業種別指数は31業種が値上がりし、鉄鋼、海運、金属製品、倉庫運輸、非鉄金属、その他製品、石油石炭、卸売り、化学、ゴム製品、精密機器、などが高い。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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