アスカネットが結婚式相談カウンターDXサービス「トキハナ」など展開するリクシィと資本業務提携

■第三者割当増資を引き受け写真アルバムサービス「マイブック」拡充へ

 アスカネット<2438>(東証グロース)は12月16日の14時に結婚式相談カウンターDXサービス「トキハナ」などを展開する株式会社リクシィ(東京都中央区銀座)との資本業務提携を発表し、アスカネットの写真アルバムサービス「マイブック」とリクシィの「トキハナ」などのサービス拡大を進めるとした。アスカネットは2022年12月16日付で第三者割当増資にて発行される株式(出資比率は非公開)を49,280千円にて引き受ける予定。

 アスカネットの株価は後場966円(1円高)で始まったが、14時過ぎには994円(29円高)まで上げて前日比プラス圏に浮上している。

 発表によると、リクシィは 2016年設立で、ブライダル業界を構造改革し、結婚式であふれた世界を創ることをミッションとして、結婚式相談カウンターDXサービス「トキハナ」を中心に展開しているスタートアップ企業。「トキハナ」は、花嫁の不安をトキハナツ式場探しをコンセプトに、『WEB×LINE』で、不透明・不自由・非効率な結婚式情報を、元プランナーがパーソナライズして提案し、ウェディングマーケットを消費者主導へ変革することを目的としている。その他、「トキハナ」で培った独自のLINE運用ノウハウを活用したBtoC営業DX事業や、ウェディング事業者の集客・採用・デジタル化といった課題を解決する結婚式サポート事業を展開している。

 主力サービスである「トキハナ」は、『WEB×LINE』で結婚式相談カウンターをDX化することをコンセプトとしており、一定のクオリティを確保した式場と契約したうえで、ウェディングプランナー出身者を中心とした専属のサポーターが利用者のニーズ等をLINEを通じてきめ細かくコミュニケーションし把握した上で、適した式場を紹介する。その際、即決不要・透明な見積もり・価格交渉不要など、これまでの負を解消することに重点を置いており、また、式場側にとっては広告型固定報酬ではなく成約型成果報酬というメリットがあり、「トキハナ」は着実に成長している。

 将来的には、現在は首都圏中心である「トキハナ」を全国展開し規模を拡大していくとともに、「トキハナ」でのノウハウや顧客群を基盤に、結婚式以外の重要な意思決定へのアドバイジングやサービスを展開していく計画。「トキハナ」はウェディング市場やWEBマーケティング、DXシステム開発に精通したメンバーが揃っており、この度の資金調達により、「トキハナ」の認知拡大や「トキハナ」をより効率的に運営するためのシステム開発を進めていく予定とした。(HC)(情報提供:日本インタビュ新聞社・株式投資情報編集部)

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